おしゃれな遮光カーテンをお探しの方におすすめの製品(画像付き)や、メリット・デメリット、選び方、オーダー時の価格相場などお伝えしています。
遮光カーテンは、密度の高い生地を使用したり、通常の生地に遮光性のある裏地を付けることで、外の光や室内の明かりを遮断することができます。完全に真っ暗にできるというわけではないものの、遮光1級を選べばほとんどの場合はしっかり光を遮れます。
遮光カーテンのメリット
遮光カーテンのデメリット
遮光オーダーカーテンの通販価格相場
遮光1級(100x178cm・2枚)8,000~50,000円程度
遮光カーテンがあれば、部屋に入る光の量を賢く抑えられます。しかし遮光カーテンの選び方を間違えると、それだけで過ごしにくい部屋になってしまいます。部屋や窓に合った遮光カーテンを選べれば、そのようなトラブルを未然に防げます。遮光カーテンの選び方を失敗しないためにも、最低限チェックポイントを抑えましょう。
外からも中からも光を遮断できる便利な遮光カーテンですが、日光が入りづらいゆえに朝起きにくい、というデメリットもあります。人によっては、完全に真っ暗にしたかったり、少し光を入れたかったり、希望の生活スタイルもさまざまですよね。
より快適に過ごすには、遮光カーテンには遮光率によって1~3級の指定があるので、以下の等級にも着目して選ぶのがおすすめです。
●遮光1級(遮光率99.99%以上):人の顔が識別できないレベル |
ナイトワークで日中眠る生活の人や、ホームシアターをするにもこれなら安心。光をしっかり遮断するのに最適ですが、朝、日の光で自然に目覚めたい人にはやや不向きとも言えます。 |
●遮光2級(遮光率99.80~99.99%):人の顔あるいは表情が分かるレベル |
1級より遮光性は落ちるものの、強い日差しもカットできて充分快適な睡眠ができます。朝の光を少しだけ通すので、赤ちゃんや子供がいる部屋では、あえて自然な生活リズムが作れる2級を選ぶのもおすすめ。 |
●遮光3級(遮光率99.40~99.80%):人の表情は分かるが事務作業には暗いレベル |
日射しの強い部屋では、あまり遮光性は感じられなさそう。日光はなるべく取り入れたいけど、室内は外から見えにくくしたい程度の人に良いかもしれません。 |
遮光カーテンで気をつけなければいけないのが、「光漏れ」です。光漏れとは、カーテンの上部や両サイド、合わせ目などから光が漏れてしまう状態です。せっかく遮光カーテンを購入しても、サイズ選びを間違えてしまうと光漏れが生じます。また、遮光効果の高いカーテンほど部屋が一段と暗くなるため、光漏れにより眩しく感じてしまいます。
「遮光1級カーテンを買ったけれど、思ったような効果が得られなかった」
そう悩む人の多くは、サイズ選びに失敗して光漏れを起こしていると考えられます。光漏れを起こさないためにも、少し大きめのサイズを選びましょう。
カーテンの上側や両サイド、合わせ目などからの光漏れを想定して、遮光カーテンで覆ってしまうのが理想です。
カーテンレールに工夫をするだけでも、光漏れを上手に防げるでしょう。
たとえば以下の3つの方法があります。
光漏れを防ぐ器具を用いると、より効果的に遮光カーテンを利用できます。
さらには、光漏れと同時に断熱・遮熱の効果も得られるため、省エネの観点からもおすすめです。
遮光ライナーとは、いわゆる「遮光裏地」と呼ばれるもの。遮光機能なしのカーテンであっても、後付けで遮光効果を加えられるのが魅力です。遮光率99.99%以上の遮光1級カーテンならば、遮光ライナーを用いて遮光率をさらに高められます。
ちなみに遮光ライナーを取り付ける際に、WS縫製と呼ばれる手法があります。WS縫製により空気の層が生まれ、断熱効果や保温効果も高めてくれます。これによりエアコンの効きが良くなるため、節電にも効果的なアイテムといえるでしょう。
遮光カーテンには、大きく分けて2種類の生地があります。生地の種類によって、印象が異なります。生地の違いにより、遮光性能も大きく変わるでしょう。そして遮光カーテンの生地の種類を把握すれば、より賢く失敗せずに購入できます。ここでは遮光カーテンの生地である「暗幕生地」と「コーティング生地」についてみていきましょう。
暗幕生地には、学校の視聴覚室で使われるカーテンが挙げられます。すなわち暗幕生地とは、黒い糸を二重織りした生地を指します。糸の密度や色合いによって遮光レベルが変わり、高密度で色の濃い生地ほど遮光性能も高くなるのが特徴です。
最近では黒い糸を表に出さない技術もあり、暗幕生地に柄をプリントできるようになりました。真っ黒のカーテンだと圧迫感が出てしまいますが、柄付きや淡い色の暗幕生地ならば部屋の雰囲気を損なわないでしょう。
生地の裏側がツルッとしているのが、コーティング生地の特徴です。コーティング生地とは、プリント生地の裏側を合成樹脂などで加工(コーティング)したものを指します。ビニールっぽい質感ですが、生地の織り目が埋まり、完全遮光の役割を果たします。
レースカーテンとは、もともと光を取り入れる目的で作られました。一方で、遮光カーテンには光が入らないようにする目的があるため、正反対の使い方といえます。
しかし、近年では「遮光レースカーテン」と呼ばれるタイプも登場しています。遮光レースカーテンとは、窓から入る強い日差しを和らげる機能のほかに、遮熱効果や紫外線カット、プライバシー機能などが備わっているものです。
注意しなければいけないのが、遮光レースカーテンの種類によって備わっている機能が異なる点です。製品によって機能の度合いも違うため、購入前にきちんと確認しましょう。
また、遮光レースカーテンは薄手のタイプしかありません。そのため、遮光レースカーテンで完全遮光をするのはむずかしいとされています。
ミラーレースとは、裏面が鏡のような効果を持ったレース生地です。光を反射して遮光する仕組みのため、窓の外から室内を見られる心配がありません。さらに、ミラーレースには紫外線カットの効果もあり、家具や床の日焼けを防いでくれます。
とても便利なミラーレースですが、夜間では室内の光で人影が映ってしまいます。厚手のカーテン(ドレープカーテン)を用意しておくなど、プライバシーを守る工夫が必要です。
また、ミラーレースは光の反射によって効果を発揮します。晴れの日以外ではあまり機能しないので、購入する際には気をつけてください。ちなみに安くて品質の悪いミラーレースでは、雑な仕上がりによりあまり遮光されず、時には透けてしまう恐れもあります。光を反射させる糸を緻密に編み上げている、そんなミラーレースを選びましょう。
遮像レースとは、昼間だけではなく夜間も見えにくくするレース生地です。なぜ夜間も見えないのかというと、光を屈折させる特殊糸加工(ウェーブロン糸加工)を用いているからです。ミラーレースとは異なり、遮像レースでは平たい糸を取り入れていて、レースの向こう側を見えづらくしています。
つまり、遮像レースは夜間でもプライバシー機能があるレース生地なのです。また、ミラーレースカーテンよりも厚みがあるため、紫外線カットも十分に期待できるでしょう。
遮像レースのデメリットは、レース越しに外の風景を見られない点です。窓の外が見えないと、圧迫感を覚えてしまうかもしれません。プライバシー保護の程度により、遮像レースを取り入れるべきなのかを考えましょう。
就寝時におすすめの色といえば、青・茶・緑です。いわゆるアースカラーと呼ばれており、リラックスする色ともいわれています。
たとえば青色には、気持ちを落ち着かせて眠りに入りやすい効果があります。茶色は自然の土の色であり、のんびりとした気分になれるでしょう。緑は葉っぱや草原の色であり、疲労回復やリラックス効果が期待できます。
反対に、就寝時には赤やピンクといった明るい色を避けたほうがよいです。赤色には、食欲増進や新陳代謝の促進といった効果があります。ピンク色には恋愛や若返りといった気持ちを連想してしまうため、リラックスが必要な寝室に取り入れるのはおすすめできません。
良質な睡眠にこだわるのであれば、掛け布団や枕カバー、カーテンなどを青で統一しましょう。家具類を茶色やベージュにすると、より暖かみがあってリラックスできる寝室になります。明るい色を取り入れたいのであれば、淡い黄色などもおすすめです。
ただし、あまりに色が多いと目がチカチカしてしまいます。色を取り入れる際には、3種類までにしたほうがよいです。
睡眠の質が左右するのは、光の色と光の明るさの2つです。睡眠に入る前には、赤みがかった照明が最適です。例えるならば、ろうそくなどの炎や、夕焼けの赤い光が挙げられます。就寝の数時間前にはスポットライトなどの間接照明を用いて、寝る直前に足元照明だけをつけるのが理想です。
一方、起床後には朝の日差しを積極的に取り入れましょう。朝の日差しは青白い光であり、人が目覚めるのに最適な色合いといわれています。
起床時の光の明るさについては、カーテンで調節しましょう。光を少しずつ取り入れるほうがよいのですが、起床後すぐにカーテンを開けても問題ありません。朝の日差しをいかに早く部屋に取り込むか、それが起床後のポイントです。
睡眠前後の光を意識すると、睡眠の質が上がります。今まで意識していなかった方は、ぜひ試してみてください。
遮光カーテンというと、生地が厚くて可愛くない、やぼったいなどのイメージもありますが、最近はデザインにもこだわったおしゃれな遮光カーテンが販売されているんです!
リビングに付けるのであれば、こんな明るいカラーの北欧風デザイン遮光カーテンが理想的ですよね。ベースが白なので遮光生地でも重さはなく、レトロな大きめの花柄は、家具を選ばずにこれ1枚でぱっと華やかなリビングにしてくれます。遮光、防犯効果の他に、ドレープの形状記憶加工もされているので使い勝手もバツグン!こんな素敵なデザインカーテンなら、お客さんからも注目されること間違いなしです。
寝室や書斎などの個室には、大胆な柄のカーテンを主役にするのもおすすめです。カラーはベージュや白が基調なので、こちらも派手過ぎることはなく、ベッドなどの木製家具とも相性ばっちりで大人のおしゃれな空間を演出してくれます。遮光は2級なので、朝は自然な光が入って目覚めも快適。このようなタイプの柄が主役のカーテンは、あえて大きなヒダを作らない方がデザインがキレイに見えるうえ、遮光効果も高まります。
ダークな色のカーテンをお探しなら、刺繍入りを選ぶのがおしゃれに見せる秘訣です。こちらはシノワズリ風の刺繍やフェルト調の生地が、クラシック好きには溜まらない風合いの遮光カーテン。暗めのカラーも、刺繍が入っているとやぼったさがなく、エレガントな印象になりますね。このタイプの生地は洗濯できないことが多いですが、ウォッシャブル対応というのも嬉しいポイントです。